美容

プロのカラー剤を使ってセルフ白髪染めしてみた

美容院で使っているサロン専用のカラー剤。ネットで購入できることを知ってますか?

わたしは知りませんでした…!

ずぶのド素人が、市販の白髪染めではなく、プロが使う美容院専用の白髪染めを使って自分の頭を自分の手で染めてみました。
これがビックリするほど良すぎたので、美容院での頻繁な白髪染めに嫌気がさしている人々にぜひお伝えしたい!

白髪染めヒストリーと現在の白髪量

40代に入る寸前くらいからちらほらと白髪が増えてきました。
目立ってきたら美容院に行って染め、を繰り返してきましたが、なんかもう白髪染めに嫌気が差してきました。定期的に美容院に通えばお金はかかるし、時間もかかる。

できることなら真っ白になりてえよ。と思うけど、中途半端すぎてまだまだ真っ白にはなれそうもない。
(真っ白になるにはあと50年くらいかかると美容師から言われました。先すぎます…。)

わたしの場合、左右のこめかみ付近の生え際が一番白髪が多く、頭のてっぺんにもギラギラと目立つシルバーの毛が数本。あとは髪の内側にチラホラと生えていますが、上から毛をかぶせればそこまでは目立たない、そんな感じの量です。

市販の白髪染めがNGな理由

白髪の量がそんなに多いわけでもないので、市販の毛染め剤を使って部分的に染めようかしら。と思いましたが、多くの美容師たちが

市販の白髪染めは絶対に使うな!!

と口を揃えて言います。

その理由は、髪に与えるダメージがハンパじゃないから。

市販の白髪染めはやたら強力で、ダメージが凄まじく、パッと見キレイに染まっているように見えても、髪の内部がボロボロに。市販の白髪染めを使った後に、パーマをかけようとしても、全くかからなくなったりするそうです。

これは怖いし絶対イヤ…。

美容師たちの言う通り、市販の白髪染めを使うのはやめておこう。が、しかし美容院で常に染めるのは費用が高すぎる…。
安く染められるカラー専門の美容院にも行ってみましたが、安かろう悪かろう。洗髪するとギシギシしたり、ものすごくカラー剤臭かったり、どうも髪が傷んでいるような気がしてなりません。

そんなこんなで白髪染めに関する悩みを行く先々で垂れ流していたところ、

プロが使う業務用の白髪染め剤を使って自分で染めてるよ

とあっけらかんと話す猛者(ママ友)が現れました。
これは自分もやってみるしかない!!ということで早速試してみました!

業務用カラー剤の選び方

まず、プロが使うカラー剤には「1剤」と「2剤」があり、この両方がないと毛染めはできません
市販のような、白髪染めのパッケージ箱を買えばOK!のような形にはなっていませんので注意が必要です。

必ず「1剤」と「2剤」両方購入してください

1剤:カラー選び

現在の髪の明るさに応じて選びます。
もし白髪を染めるついでに全体も同じトーンで染めてしまいたい、という場合はお好みの明るさを選べばOK。色味や明るさはカラーチャートでチェックします。

参考:ウエラコレストンプラスのカラーチャート

カラー剤ごとにカラーチャートがあります。イメージがなかなかつきにくいですが、じっくり眺めて後悔しないような色や明るさを見つけましょう。
9,10,11など数字の大きい色は、白髪が染まりにくいです。(白髪がキラキラする感じになります)
白髪をしっかり黒く染めたい!という人は7以下の数字を選ぶのが良いですよ。

ウエラコレストンプラス【ナチュラルブラウンのNBベージュ/07】はとても自然でおすすめです。

このウエラコレストンプラスNBベージュの場合、『7(明度)/07(色彩:NBベージュ)』という番号がついています。メーカーによって若干明度に差はありますが、他のカラー剤でも、ナチュラルな茶色にしたい場合は、7か8を選んでおけば間違いなさそうです

目安としては

  • なるべく暗めが良い人(白髪もしっかり染めたい人)…7
  • ちょっと明るい方が良い人…8

数字が大きくなるほど明るい色になりますのでお好みに合わせて選んでみてください。

自然に見えるカラーは人それぞれ髪色によって違います。心配な方は、担当美容師にどのくらいの明るさが良いか、色は何色にするべきか、などわからないことは全部聞いてみましょう。聞いてみると結構細かく教えてくれたりします。(その美容院で使っているカラー剤を教えてくれることも!)もし快く教えてくれなかったら、器の小さい美容師なんだな、と諦めて違う美容師に聞きましょう。

最近使ったおすすめの白髪染めカラー剤

どちらも仕上がり抜群です!

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2剤:オキシの割合はどちらが良い?

主に6%と3%があり、基本的に6%が明るく(トーンアップ)、3%は暗く(トーンダウン)染まります。

美容院だと毛先は3%、根元は6%でオキシ(2剤)の濃度を変えて染めるそうです。
毛先が退色して根元とかなり差がある場合は、オキシの割合を毛先と根元で変えた方が髪全体が均一に染まります。

少し明るくしたい場合、もしくは髪が太めでしっかりしている人は6%でOK。
あまり明るくしたくない場合、もしくは髪が細い人、髪のダメージが気になる人は3%を使いましょう。

ちなみにわたしの場合、1剤と2剤がセットになっているものを購入したため、選択できず6%を購入しました。セットで販売されているオキシは6%が多いようです。(※6%で全く問題ありません)

3%と6%の間の4.5%というオキシもあります。
3か6か選べない!その中間くらいがいい!という方には4.5%をおすすめします。

よっぽどのことが無い限り大失敗は無いと思うので、冒険してみたい人はちょっと明るめのカラーや6%のオキシを。冒険したくない人や白髪をしっかり染めたい人は、暗めのカラー剤や3%のオキシを選んでみてください。

業務用カラー剤を使った毛染めのやり方

カラー剤の分量

セルフカラーの分量割合について

1剤と2剤を混ぜてカラー剤を作ります。割合は1:1です。同じグラム数ずつ混ぜればOK。

部分染めか全体染めか。また、ショートかロングかでも使う量は異なりますが、全体を染める場合、セミロングくらいの長さでカラー剤(1剤)まるごと1本使います。ショートでも50~60gくらい使用します。
カラー剤の内容量は1本80gです。カラー剤を全量使う場合は、2剤も80g使うので合計で160gになります。

毎回「白髪が目立つ部分だけ染めよう」と思って塗布するも、見えない部分もありピンポイントで塗るのは難しく、結局「全体に塗ったれ!!」となるのが毎度のパターン。様子を見て足しながらカラー剤を作っても良いと思いますが、それも結構面倒くさい。ケチって少なめに塗ると、意外と染まっていない白髪を見つけたりするので、多めに作ってたっぷり塗るのがいいですよ!

1剤を一度開封すると、空気に触れた部分から酸化が始まります

ショートの場合、一度に1剤を1本全部使うことはないため、開封後保管していますが、2ヶ月後にチューブから出してみると先の方が黒っぽく変色しています。怖いです。なので、できるだけ多めに出して早めに使い切るのが良さそうです。

いざ、カラー剤塗布

カラー剤を髪に塗る時の注意点
髪の生え際を塗る際、皮膚が染まらないように、ワセリンを塗っておきましょう。ワセリンがなかったら、ニベアでもなんでもクリーム的なものでOKです!
事前にワセリンを塗っておくことで、間違ってカラー剤を顔につけたとしても、顔を染めることなく拭き取ることができます。

1剤と2剤を1:1の割合で混ぜて塗って30分放置するだけ

超簡単です!!

カラー剤を塗る順番について

白髪染めの場合は、白髪が目立つ箇所から塗り始めるのが良いと聞いたことがあります。但し、塗布に慣れていない素人はどうしても時間がかかりがち。根元は頭皮の温度でよく染まってしまうので、手でざっくりと毛先にカラー剤をつけたあと、刷毛で根元から塗っていってもOKです。

気になる部分を染めたい一心で、毎回根元から塗っていますが、たしかに一番最初に塗った部分は色が明るいかも…。手早く塗る自信がない人は、毛先からざっくり塗って行く方が均一に塗れるかもしれません。

カラー剤を髪に塗布したら、カラー剤の乾燥を防ぎ温度を均一に保つため、また効果的に染めるために頭全体にラップを巻いて30分待ちましょう。

作ったカラー剤が余った時
1剤と2剤を混ぜたあとのカラー剤の保管はできません。大量に作って大量に余らせてしまった場合は、カラー剤は流しに流さず、拭き取ってゴミ箱に捨てましょう。

※セルフカラーの疑問を美容師にぶつけてみたこちらの記事も参考にしてみてください。

プロのカラー剤を使ったセルフ白髪染めのコツを美容師に聞いてみた 美容院専用のカラー剤を使った自宅での白髪染めセルフカラー。何度か試していますが、実際やってみると心配事や疑問など知りたいことが色々浮か...

乳化が大事なポイント!

カラー剤を洗い流す際に大事なのが「乳化」です。

乳化とは、カラー剤の油とお湯を混ぜること。

髪を洗い流す前、少量のお湯を手につけながらカラー剤をつけた箇所を揉み込みます。
地肌も髪もお湯でマッサージ。これが乳化です。

髪の毛をお手入れする女性

乳化することによって、地肌についたカラー剤がとれやすくなり、髪の方は色が定着しやすくなるそうです。
洗髪する前のこのひと手間がとっても大事なのでお忘れなく。

おすすめの美容院専用カラー剤

おすすめ白髪染めカラー剤:ウエラ コレストンプラス

これはわたしが使っているものです。
ツヤ感があり、ダメージも少なく、色持ちも良いこちらのカラー剤はとてもおすすめです。

※画像をクリックすると販売ページに飛びます

1剤&お試しサイズの2剤のセット

2剤を普通に買うとかなり量が多いので、1剤と2剤が一緒になったお試しセットのようなものからスタートするのが良いかもしれません。

ちなみにセットだと2剤(オキシ)は6%しか選べません。

おすすめ白髪染めカラー剤:ミルボン オルディーブ ボーテ

こちらは茶色系の上品なカラーが豊富!
自然な色に染めたい人はもちろん、茶色ベースながらも少しだけ色味を入れたいワ❤という願いも簡単に叶えてくれるカラー剤です。

今使っているコレストンがなくなったら次はこちらを買って試したいと思っています。

1剤&お試しサイズの2剤のセット

おすすめおしゃれ染めカラー剤:アディクシーカラー&イルミナカラー

ヘアサロンでよく耳にする「アディクシーカラー」や「イルミナカラー」も購入可能です。
美容院での施術はちょっと高いけど、カラー剤だけ購入すれば超安上がり!
ただ、白髪染め用ではないのでお気をつけください。

アディクシーもイルミナも、単色より複数の色を混ぜて使う方が素敵な髪色に仕上がります。
こちらもそれぞれ2剤が必要です。

オキシ(2剤)の種類

1剤とメーカーが違う2剤(オキシ)を使用しても全く問題はなさそうですが、気になる人は1剤のメーカーと合わせるのが間違いありません。

2剤はかなり容量が大きいですが、しっかりふたを閉め保管状態がよければ、購入から1年を過ぎて使用しても問題ないようです。

ちなみに1剤は空気に触れたら酸化が始まるため、開封後の使用期限の目安は3ヶ月とされています。どちらも早めに使うのが吉ですね。

ウエラのオキシ

ミルボンのオキシ

セルフカラーに必要な道具

1.カラー剤を入れる容器(ヘアダイカップ)

カラー剤をまぜるカップなどは、家にある適当な容器でOKです。
使い捨てのちょっと深めの紙皿でも良いですよ。

2.ヘアダイブラシ

セルフ白髪染めに必須なアイテム、それは「ヘアダイブラシ」です。

これは絶対あったほうが良い!というか必須です。

カラー剤を塗る時にクシを使う手もありますが、やはり専用のブラシにはかなわない。髪を分けながら塗るときにもヘアダイブラシの持ち手の先端部分を使うと便利です。
ちなみに、ハケもクシもないという人は、最終手段として、カラー剤をそのまま手で揉み込んじゃうという方法もあります。でもきれいに染めるには、やはりブラシだけはあった方がよいですよ!

セルフカラーに必要なグッズセットを購入するのもアリですね!

3.耳カバー

耳周りの髪を塗るとき、耳にカラー剤をつけがちなのであった方がいいです。100均で売っています。

4.かき混ぜ棒(ミニ泡立て器)

いつも刷毛で混ぜていたのですが、美容師の友達から、ちゃんと混ざらないから絶対にかき混ぜ用の小さい泡立て器で混ぜたほうがいい!と言われ、こちらも100均で入手しました。

100円ショップで揃えたセルフカラーグッズ
100均で買い揃えたセルフカラーグッズたち。
右手前のチューブホルダーはうまく使えませんでした。

プロのカラー剤を使ってセルフ白髪染めしてみたのまとめ

最後に、プロ仕様の毛染め剤のどんなところが特に良かったか?を振り返ってみます。

  • 美容院に行くより断然安い
  • 強烈な匂いがしない
  • ヒリヒリする刺激が市販のものより少ない
  • 染めた後にツヤ感がある
  • 色持ちが良い
  • 染めた後の髪の洗い上がりがギシギシしない
  • 美容院に行ってないのに行ったような仕上がり

初めてセルフ白髪染めに挑戦した時は、色むらが出たりするのかと心配でしたが、思いのほか調子よく染まってくれました。無難な色を選べば失敗は少ないと思います。

プロ仕様の白髪染めは、仕上がり抜群でかなり気に入っていますが、デメリットがあるとすれば、それは塗りにくいということ。節約はできるけどやはり手間はかかります。
プロ用のカラー剤なので、素人が塗りやすいようには作られておらず、やはり後頭部などは誰かに手伝ってもらえると安心です。
あとはカラー剤を顔や洋服につけたりお風呂場に飛び散らかしたり…。なかなかの後始末が待っていることも。

もし人手もなく、小道具の用意や1剤と2剤の購入なんて面倒くさい!!という方には、白髪染めができるトリートメントもおすすめです。お風呂に入った時に素手で塗って10分放置。そのあと普通にシャンプーして乾かせば染まるって簡単すぎませんか…?次はこれも使ってみたいと思います!

マイナチュレ カラートリートメント