荒鳥を手乗りにする方法!大事な5つのポイント

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成鳥になるまで人間になつくことなく、荒鳥を貫いてきた手強い相手を手乗りにするにはどうしたらいいか。

答え→根気よく警戒心を解いていくしかありません。

鳥側の気持ちになって考えてみましょう。

鳥からしてみたら人間は、巨人の奇形種か?というくらい怖いです、きっと。

鳥からみた恐怖

荒鳥を手乗りにするための近道はありません。

とにかく毎日毎日「怖くないよ」ということをアピールしつづけましょう。

現在我が家では1匹の荒鳥と仲良くなれるよう頑張っている最中です。

必死で進行中の懐柔作戦を公開します。

目次

我が家の荒鳥くんプロフィール

2019年6月16日

ゴリッゴリの荒鳥の十姉妹が我が家にやってきました。

お店で撮られた唯一の良い写真

特徴

  • 推定年齢:7ヶ月くらい
  • 人が近づくだけでビビる
  • 餌の入れ替え時は手が怖いので巣に隠れるか、もしくは慌てまくってカゴの中を飛び回る
  • 購入時、お店の人に「手乗りになりますかね?」と聞いたら「たぶん無理じゃないかな〜(苦笑)」と太鼓判を押された

なぜ荒鳥を迎えたのか?

長年の文鳥飼育により手乗りの良さは死ぬほどわかっています。それなのになぜわざわざ荒鳥を迎えたのでしょうか。それは、柄のカッコよさにひとめぼれしちゃったからです。

わりと由緒正しい出身の十姉妹なので、通常はつがいで販売しているそうなのですが、たまたまメスが落鳥してしまい、男やもめ生活していた時に出会ってしまいました。

我が家には文鳥もいましたし、もし十姉妹がつがいだったとしたら、さすがに3匹も飼おうとは思わなかったで、一匹の時に出会えて運命すら感じました。

また、文鳥と十姉妹は同じフィンチの仲間なので、エサは全く一緒。とりあえずカゴだけ用意すればなんとかなるじゃん!とわりと気軽にお迎えしてしまいました。

※動物をお迎えするときは最後まで責任を持って飼えるかきっちり考え抜いてから飼わないとダメです。

懐柔作戦

第一段階

人間って意外と怖くないぞ、と思ってもらえるよう、優しくあいさつしたり声をかけたりしながら様子見を徹底しました。

最初が肝心です。

怖い人!と刷り込まれないように、嫌がること・怖がることは極力控えます。

声のトーンも大事です。あまり大きい声を出さないよう優しく話かけましょう。

ケージの周りで動くときもなるべくゆっくり動きましょう。

お迎えしたばかりだし、良いショットを狙って激写したかったけど、カメラなんてもってのほか。携帯をちょっと向けるだけでビビりまくっている様子だったので、接写はあきらめました。

第二段階

最初の頃はかなり落ち着きなく動きまわっていましたが、少しずつ落ち着いてきました。
お迎えしてから数日、優しく話しかけたりするだけをくり返してきましたがちょっとずつでも手に慣れてほしいので、練習をはじめることにしました。

練習その1

朝一番であげるお水を手で持ってあげてみる

指があまり主張しないような形(指に乗らせることを目的としない形)でそーっとケージの中に入れて、動かさずにそのまま待ちましょう。

決して無理やり近づけてはいけません。

しばらく待ってもバタバタ怖がって近づかないようならあっさり諦めます。

でも毎日毎日やっていると、相手も水を飲みたいし、あまり怖くなさそうだぞ?ということを学習するので、そのうち必ず手で持った容器から水を飲んでくれます。

鳥の警戒心次第ではありますが、我が家の十姉妹の場合、大好きな粟穂や小松菜等を差し出してもビックリして全く寄ってきませんでした。エサは結構我慢されがちですが、お水は飲みたがるので最初に慣れてもらうのはお水が良いと思います。

練習その2

朝一番であげるエサを手で持ってあげてみる

今度の指の形は少しだけ主張します。

できればケースに沿わせている左人差し指に乗ってほしい、そんな狙いがある手の形です。

実際の練習その2の様子

狙い通り左人差し指に乗せたところ

練習その3

朝一番であげるエサを手のひらの上に乗せてあげてみる

手を広げると、相手の反応が変わります。手の面積が広いのでちょっと怖いみたいです。
あまりにも怖がっているようなら怖がらない手の形に持ち替えてあげましょう。

とにかく無理をしないことが大事です。

このあたりから粟穂を手に持って差し出しても食べてくれるようになりました。

第三段階

こちらが鳥かごに近づくと近寄ってくるようになった(気がした)ので、思い切って開いた手に少しだけ直接エサを乗せて食べさせてみました。

ちょっと前までは全く近づいてこなかったのに、手の上のエサを食べてくれました!(感動)

手に乗っているのかよくわからない疑惑の証拠写真

ちなみに、ここまでくるのに5ヶ月間かかりました…。個人差ならぬ個鳥差があると思います。
心を開いてもらえる日まで根気良く2ヶ月でも半年でも1年でもコツコツ信頼を積み重ねましょう。

昨日は手に乗って食べてくれたのに今日は手のエサに見向きもしてくれない!ということもありますが
大丈夫です。毎日同じことをくり返していくことで相手も必ず覚えてくれます。焦らず気長に構えましょう。

荒鳥を手乗りにする方法!大事な5つのポイントのまとめ

  1. 近くで動くときはそ~っと!
  2. 無理に距離を縮めようとしない!
  3. とにかく待つ!相手が来るのをひたすら待つ!
  4. 寝起きの腹ペコ&喉カラカラ時を狙ってお近づきになる!
  5. 焦らない!ダメなら明日!

とりあえず手に対する警戒心は取れてきましたが、エサがないときに喜んで手に乗ってくるところまではまだ到達していないので、最終目標の放鳥にはほど遠いです…。

しかしいつか必ずベタベタの手乗りにして放鳥してみませます!

そしてまた報告します!!

荒鳥手乗り化計画、一緒に頑張りましょう!!

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