
寒い冬の室内。ペットを飼っていると室温はとても気になります。大切なペットを快適に過ごさせてあげたいですよね。
羽毛に包まれてるとはいえ、寒くなってくると小鳥にもヒーターが必要になります。
- これから小鳥用のヒーターを買う人
- 今使っている小鳥用ヒーターに満足していない人
このような方に向けて優秀で安全なヒーターをご紹介します!
今まで使ってきたヒーター
色々なヒーターを試しては買い替える、を繰り返してきました。なぜ使うのをやめたのか。ちょっと振り返ってみたいと思います。
保温電球
購入した理由
小鳥のヒーターの定番だったので軽い気持ちで買ってみました。
使わなくなった理由
電源を入れてみたら化学的な匂いが気になりました。
小鳥は匂いに敏感です。マニキュアや除光液、有機溶剤など絶対にNG。しばらく通電してみたものの、匂いが残っているようで少し心配だったため使うことができませんでした。
また、自動で温度調整するタイプではないので、熱くなりすぎてしまう可能性もありその辺も不安でした。※使う際は必ずサーモスタットが必要です。
わたしは使うのを諦めましたが、こちらの保温電球はよく使われていますし、使い続ければ匂いは取れます。暖かくなるのがよくわかるので安心できるという面も。ただし、電球切れや電球のゆるみには要注意です。
暖突
購入した理由
爬虫類を飼育するために購入し家にあったもの。パワーのあるヒーターだったので小鳥にも使ってみようかな?と考えました。
使わなくなった理由
久しぶりに電源を入れてみたら、これまた化学的な臭いが気になった上にちょっと煙が出た気がした。(恐怖)
※しつこいようですが、アロマオイルで命をおとした鳥さんがいるくらいなので、我が家ではかなり匂いには気をつけています。
爬虫類用ではなく、やはり小鳥用にしたいなと思い使用を中止しました。※爬虫類用としては人気がある商品ですし、オススメできます。
パネルヒーター
購入した理由
こちらも爬虫類用として以前購入していたものです。
現在使用しているヒーターと併用で、鳥かごの側面に設置して使うことがありますが、距離があると全く熱が届きません。
少しでも暖かくなれば、と冬の寒い時期の夜寝かせる時だけ気休め程度に使っています。
イチオシのヒーターはコレ!
みずよし貿易 遠赤外線ペット用フィルムヒーター
こちらが現在使用しているおすすめのヒーターです。
商品説明書から抜粋して詳しくご紹介します。
フィルムヒーター商品説明より
製品特徴
◎とてもクリーン
火力による暖房ではなく、電気エネルギーを熱エネルギーに変えることで暖房しますので空気を汚しません。
また、遠赤外線効果によりペット達の体内の水分(血液や脂肪)を暖めますので血行がよくなり、その結果、体内から暖めます。
(ズボンまたはストッキングをはいた足元から5~6cmのところにフィルムヒーターをおいてください。
通常のヒーターでは衣類が先に熱くなりますが、フィルムヒーターは足の部分が暖かく感じますが衣類は熱くなりません。これが遠赤外線効果です。)
◎とても安全設計
フィルム表面(発熱体)の最高温度は70度C、触れても安全です。
(注意:ペット達をフィルムヒーターの上に載せたりして、長時間、連続して触れ続けると低温火傷になる場合があります。
この製品はペットを直接乗せて使用することはできません)
また、サーモスタットが内蔵されており、表面温度が70度C以上になることはありません。万が一、雷などで大きな電流が発生した場合でも事故を回避するためにヒューズが内蔵されています。
◎とてもコンパクトで低コスト
フィルム面が均一に暖かく、短時間で暖かくなります。重さはわずか140g、最大消費電力はわずか「7W」ですので1日当たりの電気代は「3円」です。注意事項
1.交流100ボルト以外では使用しないでください。
2.本品を分解したり、修理・改造をしないでください。火災の原因になります。
3.スイッチ部分に水をかけないでください。感電の原因になります。
4.本体表面が水に濡れた時には、一度電源を切って乾いた布でふき取ってください。
5.本品タオルや布団などをかぶせて使用しないでください。火災の原因になることや、被うことで空気の流通を悪くして内部の温度を以上に上昇させ、ペットの健康を害することがあります。
6.プラケースは基本的に使用しないでください。もし、プラケースを使用する場合には、プラケースの品質(特に溶解温度及び発火温度)をご確認ください。プラケースが溶けたり燃えることがあります。
7.本体表面を触れても火傷することはありませんが、長時間触り続けますと低温火傷になる場合があります。
8.ヒーター部分の上に直接ペットを乗せたり、ペットの体にヒーターが直に触れるようなご使用方法はしないでください。低温火傷など生じる場合があります。
仕様
定格 | AV100V 50/60Hz |
消費電力 | 7W |
表面温度 | 70度C |
サーモスタット | 70度C(最大)/45度C(最小) |
ヒューズ | 管ヒューズ1A |
LED | 通電時 赤LED 点灯 |
発熱体 | マイカ(雲母) |
表面シート | ポリミード |
本体 | PC(ポリカーボネイト)樹脂 |
本体サイズ | 110 x 199 x 34mm |
重量 | 140g(コードを除く) |
スイッチ | ON/OFF シーソー式 |
電源コード | 2m |
パッケージ | PET重樹脂 |
フィルムヒーター使用例
文鳥ひな時代
極寒の1月に迎えた我が家の文鳥。相手はひなだし外は寒いしで、温度管理はかなり気をつける必要がありました。お店でも使われていたこのフィルムヒーターをおすすめされ、ひなと一緒に購入することにしました。
ひなの時は、ケースの中にフィルムヒーターを直で入れて使っていました。
ケースの中を動き回り、結構フィルムヒーターに近づいていることがありましたが、低温火傷はしていません。

成鳥時代
現在はステンレスホルダーを使って鳥かごにフィルムヒーターを取り付けています。
※ステンレスホルダーがなくても、両面テープでくっつけるタイプのフックが本体についてくるので、鳥かごの外に取り付けることができますよ。

寝かせる時はヒーターのスイッチを入れたまま、鳥かごの上からカバーや毛布などをかけて、暖かく真っ暗にして寝かせています。

フィルムヒーターの注意事項を読んでみると、上からタオルなどをかけることも、プラケースで使用することも、基本的にやらないほうが良いことなんですね…。(今知りました)
※知ってしまった今現在も、我が家では上からタオルをかけて使っていますが、使用に関しては何かあっても責任は取れませんので、各々の判断でお願いいたします。
【文鳥の冬対策】小鳥用おすすめヒーターを紹介します!のまとめ
遠赤外線ペット用フィルムヒーターのおすすめポイントをまとめてみます。
- 変な匂いがしないので安心
- サーモスタット内蔵なので安心
- フィルム面全体が均一で温まり、更に暖まるまでに時間がかからない
- 血行を良くして体内から暖めてくれるらしい
- 電気代が安い
空気を暖めるものではないので、「これ、本当に暖かいの?」と心配になるくらいなのですが、我が家では毎年このヒーターを使って元気に冬を越しています
※実際フィルムヒーター使用時にどれくらい温度が上がっているのか計測してみましたので、こちらも参考にしてみてください↓

防寒カバー
ヒーターだけでは心もとない極寒の日には、防寒カバーも使用しています。※ビニール臭があるのでしばらく広げて干し、匂いが消えてから使いましょう。
以上、文鳥の冬対策でした!