文鳥を病院に連れて行った記録

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飼っている文鳥の様子が心配で、病院に連れて行ったことが2回ほどあります。
ペットの体調が良くないと本当に心配ですよね。

どんな診察をされるのか全くわからないので、初めて連れて行ったときはとても緊張しました。
その時の経験から、

  • どのような診察をするのか
  • 病院に連れていく際に気をつけたいこと
  • 病院の選び方

などをまとめてみました。参考になれば嬉しいです。

目次

初の病院:文鳥の様子がおかしい?!

文鳥を見つめていたところ、ふと気になりました。

「あれ?なんだか片目だけつぶってることが多いような…?」

特に両目を閉じて丸まっているようなこともなく、パッと見、元気そうではあるのですが、片目をよく閉じている。本やネットで調べてみたところ、目をつぶっているのはあまりよくないらしい。
心配だったので文鳥の健康診断も兼ねて病院につれていくことにしました。

小鳥専門の病院へ

Ebisu Bird Clinic MAI

恵比寿にある小動物と小鳥専門の病院です。やさしい女性の先生が丁寧に小鳥を診察してくれます。

実は、文鳥を飼う前からこの病院の前を通ることがあり、小鳥の専門病院なんてあるんだ~。くらいに思っていたのですが、実際にお世話になるとは思いませんでした。

この病院はとても人気があります。
状況にもよると思いますが、わたしの場合予約は1ヶ月程度先くらいで取れた記憶があります。

小鳥の病院の庭でたくさんのすずめがエサを食べている画像
恵比寿バードクリニック お庭の風景

どんな診察をしてくれるの?

電話で予約した際に受付の人から言われた注意事項は、

その1:文鳥はキャリーケージ等に入れて暗くして連れてくること。

その2:できるだけ診察間近のフレッシュなふんをラップに包んで持ってくること。

この2点でした。

ふんに関しては、健康診断もお願いしていたので検便があり必要でした。
健康診断以外でも、小鳥の体調によっては持ってくるように言われることがあるかもしれません。

ちなみに検査方法ですが、その場でふんを顕微鏡で見てくれて、悪い寄生虫などがいないか、変なものを食べていないかなど細かくチェックしてくれます。
顕微鏡はモニターにつながれているので、一緒に見ることができて面白いです。

「これが紙の繊維。結構紙食べてますね~」
とズバリ当てられました。

ティッシュを食べるので困っていたのですが、それがバレました…。

診察(健康診断)の流れ

まず、キャリーケージのまま診察台へ。先生がケージの小鳥を捕まえて、診察台に移動させてくれます。
診察台のマットはヒーターになっていました。冬場はあたたかくしてくれる優しい仕様です。

健康診断は検便の他、羽と体のチェック、体重計測、爪切りなども含まれていました。

気になる片目つぶりの症状ですが、先生曰く「結膜炎」とのことでした。一応薬はもらいましたが、そこまでひどい症状ではなく安心しました。

薬を飲ませるのって大変!

病院では保定されて無理やり飲まされていましたが、家ではお水に薬を溶かして置いておきます。
水を飲むついでに薬も飲んでもらおうという作戦です。

文鳥はなかなか繊細なので、味の違いを察知して水飲みの器から飲まずに、菜差しの水を飲んでしまうこともあるとのことで、先生からケージに設置する水は薬を溶かした水のみ、他には水は置かないようにしてください、と言われました。

バードクリニック 気になる診察料金

病院に連れて行くのにあたり気になるのが診察料。このときは健康診断をお願いしていたので、ふんの検査等も含め5千円程度でした。

ふと、「もう一匹文鳥が買えるのでは…?」と頭をよぎってしまいましたが大切なかけがえのない我が家の文鳥です。家族の一員です。健康でいてくれたらそれでいい。深刻な病気じゃないことがわかってよかったです。

また、お会計の時に数種類のペレットのサンプルをもらうことができました。先生はペレット推しのようです。

個体によってどれが好みかわからないから、少しずつ3種類ほどのペレットをお試し用としてわけていただきました。これはありがたかったです。買ったあとに結局食べない、では困ってしまいますから。

病院の先生からのアドバイス

  • ペレットは総合栄養食なのでなるべく食べさせたほうが良い。しかも1種類だけだと販売停止になったときに困るので、できれば数種類食べられるものがあると良い。
  • 小松菜をあげること。豆苗は発情を促進するのでメスにはあげない方が良い。
  • エサの置き場所を変える。これはなぜかというと、文鳥はいつも同じ場所に同じエサがある状態だと安心しきってしまうから。安心が発情を促すのでとくにメスはこまめに置き場所を変えたほうが良い。
  • 巣は置かない。理由はもちろん発情を促すから。

病院で上記のアドバイスをいただいたものの、個人的には、人工的なペレットより自然の殻付きシードの方が小鳥の体には良いのでは?と思っているのでペレットはそこまで積極的ではありませんでした。
が、お試しでもらったものを与えてみたところ、わりとよく食べていたので、病院でもらったのをきっかけに現在も毎日少しずつ与えています。

エサの置き場所については毎日一緒になっちゃっています。
シェルターとして巣も置いています。

巣でおまんじゅうみたいにまったりしている様子は本当にカワイイです。
とはいえカワイイから巣を置いているのではなく、やはり逃げ場や落ち着く場所はほしいのではないかと文鳥の気持ちになって考えた結果置いています。(実際掃除機をかける時など少しびっくりした時は巣に行くことが多いです)

巣を置くかわりに、もしたまごを産んでしまっても、卵管に詰まらせることがないように毎日必ず牡蠣殻などのカルシウムをあげるようにしています。

先生からのアドバイスを全て守れなくても、文鳥がよりよく生活できるように自分で判断して飼育できればOKだと思っています。

病院でもらったペレット3種

ラフィーバー プレミアムデイリーダイエット フィンチ

細かい粒なので食べやすそうです。着色もされてないので安心。
ただ、品切れしていることがあり、無くなっちゃったのに買えない!ということが何度かありました。
消費期限がありますので注意して購入しましょう。

ズプリーム フルーツブレンド XS カナリア・フインチ

現在こちらのペレットを食べさせています。
着色がちょっとどぎつくて大丈夫なの…?と心配になりましたが、いきつけのお店で聞いてみたところ、添加物等に関しては、アメリカの基準は高いそうなので、人工着色料を使っているものの、大丈夫なのだそう。
ちなみに、我が家は文鳥以外に十四松もいるのですが、その十四松もよく食べているエサです。
ふんがオレンジ色になったり、ちょっとだけこのペレットの影響を受けて色づくので、そこだけ注意が必要です。

ハリソンフード アダルトライフタイム スーパーファイン

残念ながら我が家の文鳥は食べなかったので与えていませんが、オーガニックなので品質は抜群だと思います。
保存料が入っていないため、開封後は4~6週間以内で使い切ることを推奨しています。
オーガニックですので、やはりちょっとお値段がお高めですね。こちらも輸入品ですので品切れの恐れはあるかと思います。

2回めの病院:今度は文鳥の足になにかできている?!

むむ…?

今度は文鳥の片足に出来ている、何かイボのようなものを見つけてしまいました。

なにこれ怖い。

どんどん大きくなっても困る。

本人(本鳥)はちょっと気になるのか、たまにつっついているものの、特に痛がっている感じもなく、普通に元気そう。でもなんだか心配です。

小鳥も診察してくれる近所の動物病院へ

すぐに診てもらいたかったので、バードクリニックの予約を待ちきれず、今回は近くにある小鳥も診察してくれるという動物病院に行ってみることにしました。

診察の流れ

診察台に連れてきた文鳥をケージごと置きました。

足にイボのようなものが出来ていることを伝えると、初老の男の先生がケージごしに文鳥を診察します。

「まぁ大丈夫でしょう~。」

ケージから出されて確認されることもなく、ちょっと見ただけで診察終了。

文鳥を触りもしなかった先生

「え……おわり…???」

恵比寿のバードクリニックの診察との違いに呆然としました。
鳥に触りもしないで診察がおわるとか…。アゴがはずれそうになりました。

結局足のイボのようなものですが、様子見していたら少しずつ消えていきました。先生の言う通り、大丈夫ではありました。

近所の動物病院 気になる診察料金

確か初診料も含めて3千円程度だったと記憶しています。ケージごしに診察され、特に薬ももらわず3千円。

安心どころか不信感しかなかったですが、そこまで真剣に調べずに、小鳥も診察できる、という文言につられて行った病院なので仕方ないですね…。

こういうこともあるので、病院選びは注意が必要です。
とはいえ、症状はひどくなかったので、先生の言うことがハズレていたわけではなく、もしかしたらよいお医者さんだったのかもしれません…。

病院に連れて行く際の注意事項

キャリーゲージを準備しておきましょう

万が一のときの為に、キャリーケージは一つ用意しておくと安心です。

キャリーケージで運ぶときは暗くしてあげましょう

キャリーケージをそのまま大きめのバッグに入れて布などをかけて暗くします。そうすることで小鳥を落ち着かせることができます。

夏場

布をかけたりするとどうしても熱がこもりますので、あまりにも暑い日は、保冷剤をタオル等で包んでケージの上に置くのがよいと思います。

冬場

あまりにも寒い場合は温かいカイロをケージの上に置くなどして暖かくしてあげましょう。

文鳥を病院に連れて行った記録のまとめ

病院選びについての結論→病院は小鳥を専門に診てくれるところをおすすめします。

お住まいの場所によっては、小鳥専門病院がない地域もあると思います。そんな時は、小鳥の診察が可能か、近所の動物病院に電話等で問い合わせてみてください。
小鳥の診察件数についてもつっこんで聞いてみてよいと思います。診察料金も含め、気になることは全て聞いてみましょう。

行ってから後悔の無いよう、良い病院に巡りあえるといいですね。
とくに今は必要なくても、いざというときの為に、病院のあたりをつけておくのも大事ですよ!

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